歴史ウォーキング 名古屋駅から名古屋城へ【歴史コラム】

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 こんにちは、馬渕まり(@rekijoymary)です。今回の歴史ネタはウォーキングです。愛知が誇る名城「名古屋城」に行って参りました。遅い時間に行ったため名古屋城に入らず名古屋駅→名古屋城まで歩いた記事になります。なんやそれ。
目次

尾張名古屋は城でもち

 名古屋城は今川氏が築いた那古野城の近くに、1610年(慶長15年)徳川家康が天下普請の一環として造らせた城です。築城以降明治維新まで徳川御三家の1つ、尾張徳川家の居城として使われました。大天守や本丸御殿など城の一部は戦時中まで残っておりましたが1945年(昭和20年)3月の名古屋大空襲で焼け落ちてしまい、戦災を免れた建造物は櫓3棟と門が3棟でした。
 しかーし、1959年(昭和34年)地元商店街の尽力や、全国からの寄付で天守が再建、この天守、鉄筋コンクリートですが、残った図面に基づき外観を復元したもので大変見事な造りであり、戦後の復興も含め名古屋のシンボルとなっています。残念ながら現在は耐震性の問題から内部の公開は中止されています(そのうち建て替えるようですが、いつになるのか…)。天守の中に入れないと落胆した貴方!2018年から公開されている木造の本丸御殿があります。この御殿を観るだけでも名古屋に来る価値があるのでぜひ。城のレポートはもう少し勉強してからやりますね。

名古屋駅から徒歩30分、散歩にちょうどいい距離です。

 名古屋駅から名古屋城までは約2.5㎞、上り坂などはなく平地歩行で30~40分あれば到着します。真夏はおススメできませんが、それ以外の季節で天気が良ければ徒歩で行くのも楽しいです。名古屋市の観光サイトにも徒歩ルート案内があるのでご活用ください。(名古屋市ホームページ「ナゴヤおモしろード」(名古屋駅・名古屋城街道)観光ルートマップhttps://www.city.nagoya.jp/nishi/page/0000132194.html)
 名古屋駅からみて名古屋城は北東の方向にあります。どの道を通っても良いのですが、暑いのがいやな私は地下のショッピング街、ユニモールを通って国際センター駅まで歩きました。ほぼ真東に進む形になります。途中にガシャポン屋もあり危うく散財するところでした、ひぃ。
 国際センター駅で地上に出て、東に向かいさらに300m進むと、桜橋のかかる堀川にぶつかります。堀川は名古屋城築城の際、建築資材運搬のための運河として福島正則によって開削されました。
 ここで桜橋を渡らず左手(北方向)に曲がった一帯が四間道(しけみち)になります。この辺りは名古屋城築城とともに始まった商人町で、1700年(元禄13年)の大火の後、防災と商業活動のため道幅を四間(約7m)に広げたのが名前の由来といわれております。古い民家を領したおしゃれなカフェや小物屋、往時のままの倉や屋根神様など名古屋駅から徒歩15分とは思えない町並みで小旅行気分が味わえます。
 四間道を過ぎると、五条橋。名古屋城築城に合わせた城下町造成の「清州越し」で、清州の五条川にかかっていた橋をそのまま名古屋に移したため、名前が元のままだそう。もうちょっと若かったら五条の名前に反応して「領域展開!」とかやっていたと思いますが、分別のつく年齢になりました、はい。ここまで来たらゴールはすぐそこ。
 堀川沿いに300m北上すると幅下橋につき名古屋城の石垣が右手に見えます。石垣沿いにちょいっと歩くとすぐ正門につきますが、少し寄り道して加藤清正像と能楽堂に足を延ばしました。
 名古屋城の正門でゴール!寄り道もあり、名古屋駅から5000歩、移動距離は3㎞。40分の散歩でした。

消費エネルギーを計算しよう

さて今回の消費エネルギーを計算してみましょう。

消費エネルギー(kcal) = メッツ ×体重kg ×運動時間×1.05

今回は散歩(3.5メッツ)で体重60㎏、40分間で計算147キロカロリー。
山城に比べると楽ですね、やっぱり!

厚労省、改訂版 『身体活動のメッツ(METs)表』 https://www.nibiohn.go.jp/files/2011mets.pdf

(おまけ)ここで、小腹がすいたため高島屋で買った阿闍梨餅を補給いたしました。阿闍梨餅のエネルギーは122キロカロリー…ま、いいか。
 



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